【女子が多い!?】慶應義塾大学 文学部 美学美術史学専攻 【現役慶大生が詳しく解説します】

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文学部のどの専攻に進もうかな。 美学美術史学専攻ってどんなところなんだろう?先輩から話を聞きたいな。

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • 美学美術史学専攻はどんな雰囲気か
  • どんなことを学べるのか
  • 先生やゼミはどうなのか

美学美術史学専攻以外も他の専攻の慶應生に依頼して書いてもらいました。人間科学選考や社会学専攻に進むのにどれくらいGPAがいるのかなど具体的に解説しています。

慶應義塾大学 文学部 専攻別まとめ

慶應義塾大学 文学部 美学美術史学専攻 基本情報

Written by Charisma Yuji(文学部/美学美術史学専攻)

こんな人にオススメ

・美術の展覧会やコンサート、舞台鑑賞が好きで、それについて熱く語りたい

・芸術に触れることに悦びを感じる

・学芸員資格が欲しい

美学美術史学専攻は人気のある専攻で、募集者多数の場合は志望理由書によって選抜が行われることもあります。

男女比 3:7

美学美術史学専攻は文学部の専攻の中でも女子の比率が高い専攻です。しかし、専攻全体の人数も多い(例年90人前後)ので、男子が孤立するようなことがある訳ではありません。

よくある質問

絵を描いたり、楽器を演奏したりするの?

美学美術史学専攻の専攻目的は、芸術作品を「見る」ことを通して、その作品の素晴らしさを「言葉」で説明し、表現することであり、主な研究内容は作品鑑賞と、関連する文献に当たることです。

そのため、学生自身が絵を描いたり、音楽を演奏することは(そうした授業を自主的に取ることは出来ますが)基本的にはありません。

裏を返せば、鑑賞は好きだけど実技には自身がないという人でも安心して入っていただける専攻でもあります。

授業

文学部の他専攻では、学年必修科目(該当の学年で取ることが出来なければ速留年)がある専攻が多いのですが、美学美術史学専攻は選択必修科目(どの学年で取っても良いが、卒業までに必ず取らなければならない科目)のみなので、語学科目さえしっかりと単位を取っていれば進級のハードルは低いと言えるでしょう。

とある2年生の時間割

 
1限     基礎研究基礎      
2限 美学概論 人類学 原典購読   仏語 仏語
3限 西洋美術史概説 東洋美術史概説 基礎演習   英語  
4限 音楽学 英語 芸術学   美術史特殊  
5限            

【進級条件】

必修外国語の単位を全て取得していること。

選択必修科目は、2年生のうちに取りきろうとする人が殆どです。例年水曜日の1~3限が選択必修科目の設置されている時間帯で、それぞれ「芸術研究基礎」「原典講読」「基礎演習」となっています。原典講読と基礎演習は美術、音楽の授業の中から自分の好きなものを取ることが出来ます。

その他の授業は自由に取ることができるので、時間割の組み方次第では全休を作るのも難しくはないでしょう。

3年生の時間割

3年生からはゼミが始まります。絵画、音楽、演劇の中から自分が卒業論文で発表したいテーマに沿った勉強をするためのゼミに入ります。

授業の内容

芸術研究基礎芸術

作品の鑑賞を行う際の基本的な決まり事や、レポートの書き方などを含めて、美学美術史学専攻で学ぶための基礎知識を押さえる為の授業です。選択必修になっていますが、内容的にも2年生で取ることをお薦めします。

美学美術史学原典講購読

芸術作品に関する文献を原文で読むスキルを身に付けることを目的とした授業です。2年生の原典講読では、西洋系の芸術を勉強したい場合には英語、日本或いは東洋の芸術を勉強したい場合にはくずし字の解読を選択することができます。また、3年生以上になると第2外国語での原典講読の授業もあります。

美学美術史学演習

こちらも絵画、音楽などから自分の興味のある分野に合わせて、その歴史について学んでいく授業です。

例えば西洋音楽の授業では、楽曲形式の特徴の解説や調性判定の方法などを教わります。このような授業があるお陰で、予備知識の無い学生でもゼミや卒論に進めるようになっています。

美美旅行

芸術研究基礎の授業の一環として、美術館などの見学旅行が行われます。場所と日程は年度によって様々です。今年は、美学美術史学専攻の教授である遠山公一先生が館長を務める、川越にある遠山記念館を日帰りで訪れました。

卒業論文

ゼミで研究を深めた後は、4年次での卒業論文です。テーマの自由度は高く、現代アートやポピュラーミュージックを扱うことも可能です。

ゼミ

3年生になるとゼミに所属することになります。西洋美術、東洋美術、西洋音楽、西洋演劇といったジャンルの中から最も興味のあるジャンルを1つ選び、専門的研究をしながら発表なども行います。専任の教授陣はいわばその道のスペシャリストですので、和気藹々としながらも充実した研究が望めます。

最後に

芸術を大学で学ぶことに疑問を持つ方もいるかも知れませんが、時に芸術は人間の心の支えになってくれます。自分が「好き」と思うものを研究することは、どの専攻においても大切な要因だと思います。

少しでも芸術に興味のある方は、この専攻を考えてみてはいかがでしょうか。

 

美学美術史学専攻の記事は以上です。

他の専攻についてもまとめてあるので是非ご活用ください。

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