
増田塾で浪人をして、現在は慶應大学に通っているジンです。
【日本史偏差値】河合記述77(第1回)/80(第2回)//センター満点!

日本史の勉強法を知りたいな。
暗記が苦手。
アウトプットってどうやるんだろう。
こういった悩みを解決できる記事です!
圧倒的な偏差値をとる勉強方法
はじめに
この記事では、僕が偏差値80をとった勉強法を紹介していきます。
最初に確認しておきますが、この勉強法を実践したからといって偏差値が急激に伸びるわけではありません。
成績を伸ばしたいのなら、単に人が言っていることを実践するだけでなく、自分で工夫や改善をしていくことが重要です。
偏差値70は全体の上位2%にあたります。
周りと同じような勉強をしているだけでは、その位置までたどり着けませんよね。
この記事も単に全てを取り入れるのではなく、自分に必要な情報だけを取捨選択するようにしましょう!
インプットとアウトプット
日本史の勉強で大事なのはインプットとアウトプットの時間をバランスよく取ることです。
この記事では一問一答を使ったインプットから、問題演習によるアウトプットまで段階をおって解説していきます!
それではいきましょう!
一問一答の勉強法【インプット】
暗記の仕方① 量が大切、質は後から
量をこなすことが何よりも大切です。
僕が見てきた中で成績を一気に伸ばした人に共通すること。
それは、努力量が普通の人とかけ離れていることです。
もともと偏差値が高い(高校の偏差値が70以上)人なら最初から質を追求すればいいと思います。
でも、これを読んでいる大半の人がそうじゃないですよね。
僕がこれまで見たり聞いたりした例でいうと。
リンガメタリカの英文を1日で全て音読する 浴槽にまで教材を持ち込んで勉強する 勉強に夢中でお風呂に入っている時間がない
こういう人もいるわけですww
冷静に自分の勉強を見返して見てください。
最大限の量を確保できているでしょうか。
まだまだできますよね。
暗記の仕方② 用語と思い出を作る
イメージで歴史用語を覚えるようにしましょう!
なかなか暗記できないのは、歴史用語に具体的なイメージが湧かないから。
Q. 将軍職を12代家康に譲った後も大御所として政治を続けたのは誰か。
A.徳川家斉
Q.「見返り美人図」の作者は誰か。
A.菱川師宣
これだと、あまりにも質素で覚えにくいですよね。
1度覚えても、すぐに忘れてしまいます。
そこで、大事なのは、歴史用語を具体的なイメージを持って覚えること。
「え、家斉って子供が55人!? 何やっとんねん!」
▶︎家斉には子供が55人もいたとされています。
「いやいやブスやん! んー、俺には無理やな。師宣さんB専やな。」
▶︎見返り美人図の写真を見て見てください!言いたいことがわかると思います。
これが教材に書き込まれてたらどうでしょうか?笑
覚えやすいですよねw
何でもいいんです。自分が思ったことや先生が言ったことをテキストに書き込むと覚えやすくなりますよ!
歴史用語を具体的なイメージとともに覚えることで強い印象が残って暗記しやすくなるんです。
暗記の仕方③ 復習のしやすい状態にしておく
「覚えていない問題」にチェックをつけて、効率よく勉強していきましょう。
僕は付箋を覚えられてない問題に張っていました。
こうすることで得られる効果は2つ。
①必要な箇所だけ復習すればいい。
②覚えてない量が視覚化されて、ゴールが見えやすい。
①はわかりやすいと思うので②を説明しますね。
できないところを視覚化する
ゴールが見えていることって大事です。
例えば、どこかに出かけるときに行きは長く感じても、帰りは短く感じますよね。
理由は、ゴールが見えているから。
工夫してあらかじめ復習しやすい状態を作っておけば、どれくらい復習すればいいかが明確で復習しやすくなります。
問題演習で知識定着【アウトプット】
効果① 出題のされ方を知る
アウトプットを通して、問題がどうやって出題されるのかを知ることは非常に大切です。
例えば、山川の一問一答で「近衛文麿」について覚えたとします。
Q.1940年,枢密院議長を辞した人物が新しい国民政府を作るための運動を始めると,軍部はこれを支持し,この人物が組閣した。この内閣名をあげよ。
A.第二次近衛文麿内閣
でも、試験本番では必ずしも、この問題文が使われるわけではありません。
例えば、早稲田大学の日本史では、近衛文麿についてこのように問われています。
不適切なものを選べ。
- 第一次近衛内閣期に米の配給制が始まった。
<早稲田大学/社会科学部/2016>
米の配給制が始まったのは第一次近衛内閣ではなく第二次近衛内閣なのでこの選択肢は誤りです。
このように早稲田大学の日本史では単純なQ&Aではなく正誤問題で出題されます。
さらに言えば、第一次近衛内閣と第二次近衛内閣の違いが正誤問題で繰り返し出題されています。
他の大学でも一緒です。
それぞれ大学特有の出題のされ方があるので、問題演習を積んで分析することが重要なんです。
一問一答で覚えた形のまま出題されるわけではないことを意識しておきましょう。
効果② 記憶が定着する
インプットは受動的な学習です。
用語を見て覚えているだけでは、どうしても短期記憶になってしまいます。
『受験脳の作り方 脳科学で考える効率的学習方法』の中でも、このように述べられています。
脳には毎日ありとあらゆる情報が入ってきますが、そのすべてを覚えておくことはできません。記憶すべき情報を取捨選択しなくてはなりません。(中略)
大切なのは「出力」です。海馬*の立場から言えば、「この情報はこれほど使用する機会が多いのか。ならば覚えなければ」と判断するというわけです。
僕も受験生のときにアウトプットを始めてから知識の定着度合いが抜群に上がりました。
能動的な学習によって、学習効果がさらに上がりますよ!
アウトプットのやり方
ここからは、どうやってアウトプットをするのかを確認して行きましょう!
仕方① 参考書で問題演習をする
僕が現役生の時に使った参考書はこちらです。
実力をつける100題
日本史標準問題成功
頻出テーマを中心にまとめられています。
日本史に充分時間を取れる人はやっておきましょう。
ただし、現役生など時間がなければ、問題演習は1冊で済ませて、過去問を解いた方がいいです!
仕方② 志望校の過去問を解く
一通りの勉強を終えたら志望大学の過去問を解いていきましょう!
先ほど確認した通り、大学によって出題されやすい範囲や問われ方が異なります。
細かいところまで問題を分析しながら解くことが重要です。
早稲田 9学部×10年分
慶應 5学部×3~5年分
僕は受験生の頃、これくらい解いていました。
こうすることで早稲田と慶應の出題パターンが完全に掴め、本番では日本史で点数を稼ぐことができました!
早稲田大学の日本史を例にこちらの記事で過去問の分析の仕方を紹介しています。

仕方③ 情報を一元化する
参考書の数が増えてくると、どうしても復習が追いつかなくなってきますよね。
そこで大事なのが、知らなかった知識を1つの参考書に集約させること。
例えば、過去問を解いていてわからない知識があったら、山川の一問一答にそれを書き込むんです!
山川の一問一答を復習するときに過去問で知らなかった知識を一緒に復習することができますよね。
こうすることで参考書の数が増えても、日本史に時間を取られすぎずにすみます!
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